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AutorenbildMikako Hayashi-Husel

Redewendungen der Woche KW10/2021

Die Redewendungen, die diese Woche (KW10/2021) in FB, Twitter oder Note als "Redewendung des Tages" vorgestellt wurden, werden hier zusammengefasst.


1.allem Anschein nach


意味: 見たところ(~らしい)。 字義通りには「あらゆる見かけによれば」


例文: Er war allem Anschein nach Ausländer.(訳例:彼は見たところ外国人だった)


Im Winter des Jahres 1805 standen Beethoven allem Anschein nach zwei Wohnungen zur Verfügung.(訳例:1805年の冬、ベートーベンにはどうやらアパートが2件あったようだ)


解説: Anschein は「見かけ、外見」という意味です。nach は通常は前置詞ですが、この慣用句では後置されます。「meiner Meinung nach  私の意見では」というのと同じです。 allem Anschein nach は、anscheinend と言い換えられます。


2.sich den Anschein geben


意味: ~であるかのように見せかける、印象を与える


例文: Er gab sich den Anschein, als ob er krank sei.(訳例:彼は病気であるかのように見せかけた)


"Besondere Vorsicht ist bei allen Mails geboten, die sich den Anschein geben, von Geldinstituten zu stammen.(訳例:特に金融機関から来たかのように見せかけているメールは、どんなものでも要注意だ)


Er muss hinter der Europäischen Union stehen oder sich zumindest den Anschein geben.(訳例:彼は欧州連合を支持するか、あるいは少なくともそのような印象を与えなければならない)


解説: der Anschein はすでにご紹介いたしましたように「見かけ、外見」を意味します。「その見かけを自分に与える」と言うことで、見かけを取り繕うような意味になります。 例文にあるように、als ob 節や zu 不定詞句とともに使われることが多いです。


3.im Anschluss an etwas


意味: ~に引き続いて、~の(直)後に


例文: Im Anschluss an die Nachrichten folgen die Meldungen vom Sport.(訳例:ニュースの後にスポーツニュースが続きます)


Im Anschluss an den Vortrag wurde eine Kurzfassung des Referats an die Zuhörer verteilt.(訳例:講演のすぐ後に講演内容の要約が聴講者に配られた)


解説: der Anschluss は一般に「接続、連結」を意味します。日本語の漢語にとらわれず、「くっついている」をイメージするといいと思います。 im Anschluss an ... という前置詞句は、ニュースやイベントのアジェンダ説明などに常にと言っていいほど頻繁に使われます。この場合は「何かに時間的にくっついてる」というイメージです。 他に、「~を手本として」「~にのっとって」という意味合いで使われることもありますが、それほど頻度は高くありません。「くっついている」のは時間的にではなく、もっと抽象的な繫がりですね。


ちなみに歴史用語としては、der Anschluss は領土などの「併合」、特にヒトラーによる1938年のオーストリアのドイツへの併合を指します。


4.sieh mal einer an!


意味: ほら見ろ、これは驚いた。


例文: Na, sieh mal einer an! Wer ist denn da unterwegs?(訳例:おや、これは驚いた!いったい誰があそこをうろついてるのかと思えば)


Wieder neu hochfahren, nochmal probieren und - sieh mal einer an - es klappt!(訳例:また再起動してもう一度試す。ほら見ろ、うまくいったろ?)


解説: この慣用句は、驚いたり、突然何かを理解したりした時に言う数ある決まり文句のうちの1つです。ansehen の命令形ですが、主語は Du ではなく、なぜか einer(誰か)です。字義通りには、「誰かちょっとよく見てみろよ」 のような意味です。 日本語にも「ほら見ろ」「ほら見たことか」のような表現がありますが、これにも「見る」という本来の意味がないように、ドイツ語の「sieh mal einer an!」にも ansehen 本来の意味はありません。


5.jemanden nicht für voll nehmen


意味: ~を(完全には)一人前として扱わない、まともにとらない、軽視する、侮る 字義通りには「~を(要件などを)満たしていると見なさない」


例文: In politischen Dingen ist er ein Kind, da kann man ihn nicht für voll nehmen.(訳例:政治的なことに関して彼はガキだから、まともにとれない)


Ich hasse es, wenn Ältere mich nicht für voll nehmen!(訳例:年寄りたちが俺を侮るのはがまんできない)


解説: この慣用句は、本来、計量や金融関係の表現でした。 eine Münze für voll nehmen とは、「ある硬貨を法定の重量および金属の品質条件を満たしていると見なす」という意味でした。これを比喩的に他の物にも使う「etwas nicht für voll nehmen(信用に値しない)」という慣用句はすでに13世紀の詩人Strickerの「Der Pfaffe Amis アミス坊主」に登場します。 こうした評価尺度としての比喩が人にも使われるようになり、現在でも比較的使用頻度の高い慣用句です。


6.(das) ist Ansichtssache


意味: (それは)見方の問題だ(見解・意見の相違がある、人によって判断の違いが出ることもある)


例文: Wie man darauf reagiert, das ist doch wohl Ansichtssache.(訳例:それに対する反応の仕方については、まあ、見方の問題だろう)


Ob man ihr heute dafür dankbar sein sollte, ist Ansichtssache.(訳例:今日彼女にそのことを感謝すべきかどうかは、見方の問題だ)


解説: die Ansicht は動詞の ansehen(よく見る)から派生した抽象名詞で、本来は 「よく見ること」を意味します。「zur Ansicht 検分用、見本として」という言い回しにそれが表れています。 言葉が行為だけではなく、その行為の対象も意味することになるのはよくあることで、die Ansicht は観察の対象である「眺め」「風景」またはそれを表したものとしての風景画も意味します。また観察対象の見える部分として建物などの「正面」という意味もあります。 現在、最も使用頻度の高い意味は「見解、意見、見方」ですが、これは「よく見る」という行為の方法と解釈していいかと思います。 die Ansichtssache は、この「見解、意見、見方」と die Sache 「こと(案件、事態、問題)、もの」を合わせた複合語で、まさに「見方の問題」を意味します。 「ist Ansichtssache」と定冠詞も不定冠詞もつかないところも注目に値しますね。「eine ある種の」でも「die その(特定の)」でもない抽象的な一般論のようなものと解釈できるかと思います。 類似する表現に「ist Geschmackssache 好みの問題」というのがあります。意見の違いを争わずに丸く収められる言い回しとして重宝しますね。


7.Ansprüche stellen


意味: 要求する、要求を出す、多くを求める


例文: Ich stelle keine Ansprüche: ein Bett, ein Tisch und ein Stuhl sind alles, was ich in dem Zimmer brauche.(訳例:私は多くは求めません。ベッド1台、机1脚、椅子1脚。私が部屋に必要なのはそれだけです)


Sie stellt Ansrüche, als sei sie hier die Chefin!(訳例:彼女はやたらと要求を出して、まるでここの女主人みたいだ)


Du stellst vielleicht Ansprüche!(訳例:君は本当に要求が多いな!)


解説: der Anspruch は一般的に「要求」「権利、請求権」および「(要求)水準、品質、要件」を意味する重要単語です。このため、この単語を使った定型の慣用句またはチャンクもかなり使用頻度が高いと言えます。 日本語の訳語には漢語が多いのでお堅いイメージを抱いてしまうかもしれませんが、必ずしもお堅い言葉ではありません。コアな意味は「求めること」、「求めることが可能であること」、または「求めるべきこと」です。

この慣用句は、基本形です。さらに「hohe 高い」要求を「an jemanden / etwas 誰かに/何かに」出す(hohe Ansprüche an ... stellen)のように拡張可能です。 「高い」には große を使うこともあります。

今後数回にわたって Anspruch を使った慣用句をご紹介していきます。



Soweit die Zusammenfassung der Redewendungen, die in FB, Twitter oder Note als "Redewendung des Tages" täglich vorgestellt wurden. Wenn Ihr sie lieber täglich einzeln anschauen wollt, dann folget mir in den jeweilgen SNS.

In diesem Blog fasse ich die täglichen Beiträge zusammen und evtl. ergänzende Kommentare.










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