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Redewendungen der Woche KW17/2021

Die Redewendungen, die diese Woche (KW17/2021) in FB, Twitter oder Note als "Redewendung des Tages" vorgestellt wurden, werden hier zusammengefasst.


1. Arm in Arm


意味: 腕を組み合って


例文: Und ich stell mir vor: Du und ich – Arm in Arm. Nico Abrell, "Arm in Arm"(訳例:それで僕は想像するんだ。君と僕が、腕を組んでるところを)


Sie gingen Arm in Arm, und er sah glücklich aus.(訳例:彼らは腕を組んで歩いていて、彼は幸せそうだった)

解説: この慣用句は、「腕の中に腕を入れている」状態を表す表現です。英語でも「arm in arm」と言いますよね。誰の腕なのか特定されておらず、一般的、普遍的な意味なので無冠詞です。 「Arm in Arm」というタイトルのラブソングもいくつかあります。最新のものでは Nico Abrell のがあります。よかったら聴いてみてください。




2. jemandem unter die Arme greifen


意味: ~を助ける、支援・援助する 字義通りには「~の腕の下を掴む」


例文: Die Regierung will Langzeitarbeitslosen unter die Arme greifen.(訳例:政府は長期失業者を支援する予定だ)


China greift seinen Solarunternehmen großzügig unter die Arme.(訳例:中国は自国の太陽光パネル企業を大規模に助成している)


解説: 誰かの腕の下を掴むことがなぜ「助ける」意味になるのか、言葉を聞いただけでは今一つイメージが湧かないかもしれませんが、倒れた人または倒れそうになっている人を後ろから支えて抱き起すところを想像してみてください。その人の両脇の下に手を入れて上に引っ張ろうとしますよね? つまり、ドイツ語の「unter die Arme 腕の下に」は日本語の「脇の下」に当たるのです。

この慣用句は、元は負傷した騎士を助け起こす従者、フェンシング剣士を助け起こす立会人という文脈で用いられていたと言われています。




3. die Ärmel hochkrempeln/aufkrempeln


意味: 勢いこんで仕事にかかる。 字義通りには「袖を上にまくる(腕まくりする)」

例文: Wir wollen hier nicht lange herumstehen, sondern die Ärmel hochkrempeln.(訳例:ここでぐずぐずせずにさっさと仕事にかかろう)

Wir haben heute noch viel Arbeit vor uns, das heißt, dass wir die Ärmel aufkrempeln müssen, wenn wir rechtzeitig fertig werden wollen.(訳例:今日はやる仕事がまだたくさんある。つまり、定時に終わらせたかったら、腕まくりして仕事にかからんといかんってこった)

解説: この慣用句の動詞は hochkrempeln と aufkrempeln の2つありますが、どちらかと言えば hochkrempeln の方が使用頻度が高いです。 日本語の「腕まくり」には必ずしも「仕事に取り掛かる」という意味はなく、単なる仕事する(または始める)際のしぐさを表しますが、少なくともやる気または「仕事してます」アピールがあるので、このドイツ語の慣用句に含まれる比喩も分かりやすいのではないでしょうか。 それにしても「腕まくり」はいささか不正確な描写ですよね。実際にまくっているのはシャツの袖なわけですから(笑)



4. etwas aus dem Ärmel schütteln


意味: ~を軽くこなす、簡単に手に入れる。 字義通りには「~を袖を振って出す」


例文: So eine hohe Summe kann ich mir doch nicht einfach aus dem Ärmel schütteln.(訳例:そんな大金を私が簡単に出せるわけないですよ。(ない袖は振れません))


Mein Bruder schüttelt sich alles aus dem Ärmel, während ich hart trainieren muss.(訳例:兄は何でも簡単にこなすけど、私は厳しいトレーニングをしなきゃいけない)


解説: この慣用句は中世の(商人などの裕福な階層の)衣装の袖がたっぷりとしていて、物入として使われていたことに由来します。その意味では、日本語の「ない袖は振れぬ」の「袖を振る」と同じと言えます。 袖の中に入っているものを出すのは、心情的なものはともかくとして、手間のかからない簡単な行為であることから、「大した手間もかけずに簡単になにかをする」という比喩に使われるようになりました。

近年では、魔術師が帽子から鳩などの物を出すことを表す「etwas aus dem Hut zaubern」と混同され、「aus dem Ärmeln zaubern」と言われることもあります。


5. etwas / ein Ass / eine Karte / einen Trumpf im Ärmel haben


意味: 奥の手・切り札などを隠し持っている。 字義通りには「何か/エース/カード/切り札を袖の中に持っている」


例文: Niemand glaubte, dass der Gegenkandidat noch weitere schlagende Argumente im Ärmel haben.(訳例:対抗候補がまだ説得力のある論拠を隠し持っているとは誰も思わなかった)


Aber das ist noch nicht alles, oder? Sie haben doch noch ein Ass im Ärmel, das spüre ich ganz deutlich.(訳例:でも、それだけじゃないでしょう?あなたはやっぱりまだ奥の手を隠し持っているという感じがすごくするのですが)


解説: この慣用句はカードゲームで、エースなどのいいカード・切り札を袖の中に忍ばせておくといういかさまの手口を由来としています。

eine Karte im Ärmel haben」ということは稀です。最初の例文のように具体的な目的語を使う以外は、大抵「ein Ass」や「einen Trumpf」と言います。




6. ein Armutszeugnis [für jemanden] sein


意味: ~の無能〈無策〉を証明するものである。 字義通りには「~のための貧困証明書である」


例文: Es wäre ein Armutszeugnis, wenn wir das nicht verkraften könnten.(訳例:私たちがこれを自力で処理できなければ、それは無能の証明であろう)


Der Friedensvertrag von Versailles ist ein Monument der Kurzsichtigkeit und ein Armutszeugnis für die Weisheit der Alliierten.(訳例:ベルサイユ条約は近視眼的な記念碑であるとともに、連合国側の知恵が役に立たなかったことの証明だ)


解説: Armutszeugnis とは本来貧困者が、今でいう生活保護のような貧困者救済を役所に申請すると発行された貧困証明書を指しています。それが比喩的に「無能の証明」として使われるようになったのは19世紀からです。現在では該当する証明書が存在しないため、もっぱら比喩的な意味で使用されます。 この比喩には、「貧困イコール無能」という価値観が根底にあるため、日常的に頻繁に使われる表現とはいえ、よくよく考えてみると、わりと苛烈で容赦ない言い回しかもしれません。






Soweit die Zusammenfassung der Redewendungen, die in FB, Twitter oder Note als "Redewendung des Tages" täglich vorgestellt wurden. Wenn Ihr sie lieber täglich einzeln anschauen wollt, dann folget mir in den jeweilgen SNS.

In diesem Blog fasse ich die täglichen Beiträge zusammen und evtl. ergänzende Kommentare.










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