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Fremdsprachenlernen: Was ist die beste Lernmethode für Euch?

Aktualisiert: 1. Juni 2021

目次


はじめに


外国語を勉強する際、その方法についてはさまざまな議論があります。前回は「文法重視か会話・実践重視か」という対立項を取り上げました。

今回はそもそもどのようなファクターが外国語学習に影響を及ぼすのかについて掘り下げ、それをもとに、特に学習タイプや学習目的に応じた学習方法を大まかにご紹介したいと思います。いかに効率的かつ効果的に外国語を学べるか、勉強方法についてのアイディアやアドバイスを求めている方の参考になればと思います。

どの外国語と対象言語を絞らない、外国語学習という一般論のため、どの教材、どのツールが適しているといった具体的なアドバイスはできませんので予めご了承ください。


外国語学習に影響を及ぼすファクター


外国語学習に影響を及ぼすファクターにはおおよそ次のものが考えられます。

  • 年齢

  • 外国語を学ぶ理由・目的

  • 個人的なニーズ、好み、興味関心

  • 認知能力の傾向・性質、学習タイプ

  • 言語環境

  • すでに学んだことのある言語

  • すでに持っている言語以外の知識や常識

外国語学習における年齢ファクターを見ると、自然習得の可能な幼少期、知識は少ないが脳の可塑性(柔軟性)や記憶力が高い少年期、(学校教育などで)吸収した知識があり、脳の可塑性・記憶力もまだ高いが社会経験が少ない青年期、記憶力は低下しつつあるものの経験や知識が豊富にある壮年期(老年含む)の4期に区分できます。それぞれの時期に適した学習方法あるいは学習戦略があります。「いかに効率的かつ効果的に外国語を学べるか」と意識的に考えるのはたいてい青年期・壮年期にある学習者ですよね。それに対して、子どもの学習方法について考えるのは本人でなく、たいていは教える側です。


外国語を学ぶ理由・目的が外国語学習に及ぼす影響はかなり大きいです。好き好んで学んでいるわけではなく、学校の必須科目だから仕方なく学んでいる場合と、好きだから、興味があるから学んでいる場合とでは、仮に同じ時間勉強したとしても学習効果が全然違ってきます。また、仕事上の理由ですぐに必要な会話ができるようにしたい場合と、本や映画などを特定のものを原語で味わいたい場合では優先的に学ぶべきものにやはり大きな違いがあります。これは3つ目のファクターである好みや興味関心と重なりますが、要するに、どの分野の言語マテリアルを扱うべきかという教材選択に影響を及ぼします。


認知能力の傾向・性質やそれによる学習タイプの違いは、記憶方法の違いに現れます。これについては後述します。


言語環境とは、学習者がどの程度学ぼうとしている外国語に触れる機会があるか、つまり、留学や駐在などですでにその外国語が話される場所にいるのか、わざわざその外国語に触れるまたはそれを使う機会を自分で作らないといけない環境にいるのかという環境の違いを指します。現地にいるかいないかで自ずと可能なことや注意すべきことが違ってきますよね。


すでに学んだことのある言語には母語も含まれます。現在、英語を何とか学ぼうとしている方でしたら、日本語がこれに当たりますが、これからドイツ語を学ぼうとしている方にとっては日本語と英語が学習済み言語(のはず)です。もっとも、英語の習得度には個人差があるでしょうけれど。 ここで重要なのは、トランスファー(移行)という現象です。ありていに言えば、すでに知っていることを新しいものを理解するのに役立てる応用ですね。日本語を起点に英語を学ぶのは言語のタイプがかなり違うので相当大変なのですが、英語を学んだ後にドイツ語やフランス語などのヨーロッパの言語を第二外国語として学ぶ場合、英語から「応用」できるものが多くありますよね。英語の語彙はその58%がフランス語やラテン語などのロマンス語からの借用語で占められているので、フランス語、スペイン語、イタリア語などのロマンス諸語を学ぶ際は語彙を新しく覚える手間がだいぶ省けます。ドイツ語やオランダ語のような英語と同じゲルマン語系の言語を学ぶ際は、ゲルマン語系語彙の一致度が26%あり、ラテン語系の共通語彙も多く、さらに文法(特に時制の種類)は類似性も高いのでやはり学ぶ手間が省けるといえます。似ているけど違う「間違った友達」(英 actual(実際の)vs. 独 aktuell(現在の・最新の)など)には注意が必要ですが。 そのような直接的な応用ができない言語(中国語など)でも、学習方法のトランスファーが可能なので、学んだ(習得した)外国語が多いほど、新しい外国語の習得が速くできるようになる傾向があります。


すでに持っている言語以外の知識や常識は、教材・題材の選択や理解・記憶の方法に関わってきます。これは認知主義的な学習の捉え方ですが、新しい情報を既に処理・保存済みの情報と比較検討するなどによって結びつけることで学びが得られるため、学習者が何を既に知っている・体験しているかによって、新しい情報である外国語の学び方が変わってきます。例えば技術系の人であれば、外国語で書かれた機械の取扱説明書や何かのメカニズムの説明動画などを教材とすればとっつきやすいでしょうし、アニメ好きであれば、知っているアニメの外国語吹替などからその外国語を学ぶというアプローチも可能でしょう。実際、海外の日本アニメファンがアニメで日本語を覚えるケースは少なくありません。


適した学習方法の見つけ方

適した学習方法とは何か、それは個人個人でかなりの違いがあります

まずはそれを理解してください。


巷にはよく「私はこれで~できるようになった!」という個人の体験談をまとめて、「あなたもこうすれば~できるようになる」のように啓発する本や動画などが溢れていますが、それはとりあえず「サンプル1」の話なのだと考えてください。

発信者が「決め手となったもの」を本当に正しく認識できているのか、実は他に意識していない成功ファクターがあったかもしれないなど分析に難があることもありますし、正しく分析できていて、他の人も真似しやすく、また、「自分もやったら効果が出た!」などと言うフォロワーが複数出てきているとしても、自分には合わないということもあります。

ここで言えるのは、真似して効果が出る人もいれば出ない人もいるということです。もしかしたら、真似しようと思ったけれど、1・2回試してみてやめたまたはめげたから黙っている人が圧倒的多数かもしれません。試してみようとも思えなかった人も少なくないかもしれません。

「試してみようとも思えない」にはさまざまな原因があるので、ここでは除外しておきましょう。


あなたは、ある勉強方法を1・2回試してみてやめてしまった、めげてしまったという経験が1度や2度くらいあるのではないでしょうか?

私は何を隠そう1度や2度では済まないくらいあります。


「継続は力なり」というように、勉強を習慣とすること、継続することは特に語学では重要なのですが、それが分かっていてもどうにも続かないということありませんか?


はっきり言って、私はそういうことばっかりです。言語オタクで言語学修士号まで取り、かじったことのある言語は20に上る人間がそんなことを言うのは意外に思われるかもしれませんが、本当は飽きっぽくて楽しくないと続けられないんです。だから、20言語もかじっておきながら、習得してそこそこ使えるのは日本語・ドイツ語・英語の3つだけなんです。しかも、いろんなアプローチを試しまくっているので、「私はこれで~できるようになった!」という成功体験談もできないのです。


そういうわけで、私がお話するのは自分自身の体験談ではなく、言語学的研究や最近受講したドイツ語教師養成講座で学んだ外国語教授法・論を私なりにかみ砕いたものです。


一般的に言えることは、

  • 楽しくないと続かない

  • 楽しいという感情が学習効果を高める

の2点です。

なので、適した学習方法を探す上で、自分が何を楽しい、心地よいと感じるのかということを考えて欲しいのです。


あなたは、勉強イコール苦行という偏見を持っていませんか?


確かに特定の試験のための勉強は苦行だと思います。でもそれは試験のための勉強だから苦しいのです。試験でいい点を取り、目標の学校に入学したり、資格を取ったりするための勉強は、往々にして本来の学びとはかけ離れていることがあります。また、そのために一生懸命に覚えた知識が具体的にどう役に立つのかが分からないことも多いですよね。つまり、何のための知識なのか分からないのに試験のために覚える必要があるというところが苦しみの大きな原因なんです。


だから、「楽しい」を探すために、目標をしっかりと見定めてください。

  • あなたは、なんのために外国語を学ぶのですか?

  • その外国語で何ができるようになりたいですか?

  • どのように学ぶのが好きですか?(後述の学習タイプを参考にしてください)

自分の学習タイプを知って学習効果を高めることの他に、特に2つ目の質問が重要です。「何ができるようになりたいか」の答えによって何を重点的に学習するのかが異なります。これを見定めていないと、あれこれと目標とはあまり関係のない勉強をして時間を無駄にしてしまい、いつまでたっても「上達した気がしない」という気持ちを引きずるようになります。


前回の「文法重視か会話・実践重視か」でもお話しましたが、言語とは1つの宇宙です。あまりにも膨大なため、遠回りもいくらでもできるのです。でも、しっかりと自分の学習目標を知っていればあまり迷子にならずに目的地に短時間で到達できます。


たとえばあなたがドイツ語を全然知らないのに、仕事の関係でドイツに来てしまったとしたら、とりあえずは英語で何とか生活しようとすることでしょう。でもやはりドイツ語ができないと不便な場面が多くあると痛感することがあり、ドイツ語を勉強しようと思ったとしたら、ちまちまと文法書を紐解いたり、「Guten Tag! Wie geht es Ihnen?」などのご機嫌伺い的フレーズを学ぶのは目的に適っているとは言えません。むしろ、目の前にあるモノたちがドイツ語でなんと言うのか、お金やモノのやり取りに関する情報や家の中の設備とその使い方や修理の仕方またはどこに修理を依頼するのかという情報をドイツ語でどう言うのかということを手っ取り早く学んだ方が理に適っています。その際「通じる」ことを優先して、文法的な正しさは度外視するのが正しい戦略と言えます。目指すレベルはA2当たりと言えるでしょう。旅行に行ったときに困らない程度に外国語を学びたい場合もこのくらいのレベルです。


たとえばあなたがドイツの大学に留学することを目標にしているとしたら、生活に根ざした日常会話の練習はもちろんのこと、文法的な正しさもそれなりに丁寧に学ぶ必要があります。それに加えて大学で勉強しようとしている学科の専門用語も覚えないと大学の授業についていくことはできません。日常会話やビジネス会話とは違う、大学には大学特有のアカデミックな表現にあふれています。この場合、C1(DSH)の試験に合格したところが「スタート地点」と言えます。


二つの例の中間と言えるのが、ドイツ語圏で(ホワイトカラーではない)仕事をする場合です。管理職や知的労働の場合はC2レベルが要求されますが、そうでない仕事、肉体労働や職人技が求められる仕事や、あまり高度な知識を要求されない仕事をする場合は、中級のB2レベルが目指すべきレベルです。


何ができるようになりたいか目標が明確になり、目指したいレベルもはっきりしましたか?

そうしたらそれを絶対に見失わないようにしてください。勉強方法を具体的に考えるうえで常にその目標が羅針盤となります。常に「これは自分の目標の達成のために役に立つのか?」と問う姿勢を崩さないようにすることが、できる限り早く目標達成するためには不可欠です。

もちろん、趣味でのんびりと外国語を学んでいる場合はこの限りではありませんが。


「楽しい」という感情は、少し努力した後の成功体験で得られます。こういう時に分泌されるドーパミンというホルモンのせいだと言えば身も蓋もない感じですが、実際に学ぶ楽しみというのはそこにあるんです。ポイントは「努力した後の成功体験」です。

つまり、努力が実らないと楽しくないわけです。

「努力が実る」と感じるためには、そもそも何をもって成功とするのか基準がはっきりしていないといけません。その基準は、目標がどこにあるかによって異なりますし、どのくらいの努力でどのくらいの成果を期待するのかという労力対効果の判断基準にも左右されます。

1の努力で100の成果を期待するような非現実的な価値基準を持っている人は、天才でもない限り、永遠に成功体験をすることはありません。


外国語の勉強には基本的に終わりがありません。どこかに頂上があり、そこに到達すれば終わりというものではなく、膨大な世界なので、迷子にならないために、学習目標が不可欠です。そして、大きな目標を立てたら、必ずどのような中間目標を達成すべきかを考えてください。

大きな目標と中間目標を立てたら、次は自分が何ができるのか、また何を学習してできるようになったのか記録をつけて行きます。これによって、自分の学習成果を見える化するわけです。

学校に行かずに自主的に勉強する場合、最も大きな課題は自分の能力レベルが分からないということではないでしょうか?だからこそインターネットには「自分の実力を試そう」といったテストサイトがたくさんあるのだと思います。


外国語学習に関しては、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages、CEFR)に基づいて欧州評議会によって考案されたヨーロッパ言語ポートフォリオ(European Language Portfolio、ELP)というものがあり、ヨーロッパ各地で、言語学習、異文化学習のために使用されています。学習者、学習環境、学習目的などに応じて、さまざまなELPが開発されています。現在までに約70のELPが開発され、欧州評議会の認定を受けています(欧州評議会認定済みのELPはこちら(英語)で確認できます)。


ELPの目的は、

  • 言語の生涯学習を促進する

  • 自分の能力、学習過程をより透明なものにし、自分の能力をより活用しやすくする

  • 言語能力のプロフィールを明らかにすることにより、ヨーロッパ内の移動性を高める

  • 複言語主義と異文化学習の促進により、ヨーロッパ内の相互理解に寄与する

ことです。


ELPは大きく分けて「言語学習記録」(Language Biography)、「言語パスポート」(Language Passport)、「資料集」(Dossier)の3つの要素で構成されています。


言語学習記録は、その名の通り言語学習の記録なのですが、学習者自身が学習目標を設定し、学習過程を観察しながら、言語学習だけでなく異文化体験も記入します。記入は学習のペースに合わせて毎週でも毎月でもいいのですが、定期的に記録し、それを振り返ることでどれだけ知識が増え、何ができるようになったのかを自分で把握しやすくなります。


言語パスポートは、学習者の言語能力を証明する役割を果たすもので、自己評価だけでなく、教師などの第三者の評価や試験結果や資格などが記入されます。


資料集は、学習者が自分の習熟度を示すのに重要だと思われるもの、たとえば証明書、発表物、成果物を綴じ込んだものです。


言語使用能力の自己評価のために参照できるのが自己評価グリッド(Self-Assessment Grid)です。

残念ながらこのグリッドの日本語版は見つけられなかったのですが、大まかに「理解力(リスニング+リーディング)」、「スピーキング」、「ライティング」の3つ(4つ)の分野ごとに、それぞれの能力レベル(A1~C2)で何ができるのかが説明されています。特徴的なのは「I can」という表現方法ですね。


これを参考にして、ぜひ自分の学習目標を「理解力(リスニング+リーディング)」、「スピーキング」、「ライティング」の3つ(4つ)の分野ごとに設定してください。

設定するだけで終わらず、定期的に振り返って、できるようになったかどうかチェックしてください。

これをやらないと、自分がいつまで経っても上達してないような気になり、他人と比べて落ち込んだりして自信をなくしてしまうかもしれません。

言語学習は個人的なことです。だから、比べるなら過去の自分と比べるべきなのです。けれども、記録を残していなければ1年前の自分が何ができて何ができなかったのか正確に思い出すことは難しいですよね。そのための「言語学習記録」なのです。


「何ができるようになりたいか」という目標を先に設定しておくことは、言語を使用する上で「自分ができないさまざまなこと」に惑わされないようにするためにはとても大切なことです。目標にした「I can」を達成することに集中し、それ以外のことはできなくてもとりあえずよしとしておくことが、自信をなくさずに学習を続けるモチベーションにもなると思います。


学習タイプ

効果的な学習のためには、自分の学習タイプを知ることが大切です。勉強し慣れている方であれば、自分がどういうものなら覚えやすいか自覚していることが多いと思いますが、そういうことを考えたことがないという方は、巷にあふれるさまざまな「これであなたも~できる!」とか「これさえやれば~は大丈夫!」的な高価な教材やセミナーに飛びつく前に一度じっくり考えてみてください。


学習タイプは、個人に特有の優先的な知覚機能によって分類されます。

  • 聴覚優先タイプ

  • 視覚優先タイプ

  • 対話優先タイプ

  • 運動優先タイプ

聴覚優先タイプ

このタイプの人は、講演やラジオなど耳から入ってきた情報を一番よく理解・記憶し、聞いただけの内容をまとめたり、他人に伝えたりすることも問題なくできます。音楽家に多いタイプですね。一度聴いただけの曲を演奏したり、楽譜に起こしたりすることができるなどがこのタイプの典型ですが、そこまでできなくても、傾向として耳から入ってきた情報の方がよく頭に残っていると感じるなら、聴覚優先の傾向が強いと言えます。

学習方法としては音源をたくさん使った聞き流し、聴いて大意を掴む練習など、リスニングを重点的に学習し、総合力を上げて行くのがおすすめです。


視覚優先タイプ

このタイプの人は、文字情報や絵や写真などのイメージ情報を一番よく理解・記憶します。読んだものをよく覚えられるタイプと、景色や人の顔や体形、モノの形状などをよく覚えられるタイプにさらに分けられますが、どちらも視覚情報に強いことが共通しています。前者は読書家、後者は画家やカメラ(ウー)マン、設計技師などに多いタイプでしょう。

極端な例では、一度目にしたモノを写真に撮ったように記憶してしまう人も稀にいますね。

もしあなたが、講演などを聴いたり、動画を見たりして、その内容を「読んで」確認したいと思うことが多いのであれば、視覚優先の傾向が強いと言えます。

文字情報をよく記憶できるタイプであれば、リーディング中心の学習をしつつ、発音を必ず確認するように気をつけること、また、ライティングの練習をして、それを自分で発音するなど、文字を起点にした学習方法をおすすめします。

イメージ情報優先タイプであれば、スクリプトのある動画を活用するなどイメージを起点に文字情報と音情報をつなげていく学習方法がおすすめです。


対話優先タイプ

このタイプの人は、他の人から説明を受けて、それに対して質問し、答えを聞いて確認するなど人と話しながら物事を理解していく傾向が強く、質疑応答で聞いたり答えたり、友だちと答え合わせしたりしたことを一番よく記憶します。このため、一人で勉強するのが苦手と言えます。

あなたが友だちとわいわいやりながらの方が学びや気付きが多いと感じるのであれば、対話優先の傾向が強いと言えます。

このタイプの方には、自分と同じ学習レベルの仲間と情報交換をしたり、同じ教材を使って一緒に勉強したり、外国語の会話の練習をするのがおすすめです。レベルが上がったら、ネイティブとタンデムを組むのもいいでしょう。


運動優先タイプ

このタイプの人は、体を動かして物事を理解・記憶します。単語や漢字などを何度も書いて「手に覚えさせる」ことをした経験がある人は少なくないと思いますが、もしあなたが、他のことでも、手に取ったものや触ったものなどの触覚的記憶を比較的鮮明に持っていることが多かったり、何かを暗記するときに歩き回ったりすることが多いのであれば、運動優先の傾向が強いと言えます。

このタイプの人には、抽象的なものよりも具体例を集めたり、実物を見たり聞いたりやってみたりする体験型の学習方法がおすすめです。


1つのタイプに「自分は絶対これ」と言える人は実は少数派で、大抵の人は2つまたは3つ当てはまります。ただし、「どちらかと言えば…」といった強弱の違いはあるはずです。




まとめ

外国語の学習は範囲が膨大であるため、どこから手を付けていいのか分からないなど迷子になりやすく、個人個人のバックグラウンドや能力や学習目的によって適した学習方法が異なります。


外国語学習に影響を及ぼすファクターにはおおよそ次のものが考えられます。

  • 年齢

  • 外国語を学ぶ理由・目的

  • 個人的なニーズ、好み、興味関心

  • 認知能力の傾向・性質、学習タイプ

  • 言語環境

  • すでに学んだことのある言語

  • すでに持っている言語以外の知識や常識

まずは外国語を学ぶ理由・目的を明確にし、「何ができるようになりたいか」という目標を設定します。そして、小さな学習目標を定めて、自分が学んだことを記録し、定期的に目標達成したかどうかチェックする「言語学習記録」をつけます。

明確な目標を持つことで、何を達成すれば<成功>なのかという基準がはっきりするため、成功体験が得られるようになります。ここで重要なのは、「何ができる」ということに注意を向けることです。自分の定めた目標のレベルに達していればよいとする姿勢が、自信をなくして途中で止めてしまわずに続けられるコツです。

何度も繰り返して言いますが、言語は1つの宇宙です。その範囲は膨大で、すべてを学び切ることは自分の母語であっても不可能です。外国語であればなおさらです。つまり「できないこと」を挙げだしたらきりがないのです。だから「できる」ことを中心に考え、興味のある分野を重点的に学びながら、できることを増やしていき、その過程を見える化することが楽しく続けるモチベーションになります。


学習効果を上げるためには、自分の学習タイプを知り、それに合った学習方法を工夫する必要があります。

学習タイプは、個人に特有の優先的な知覚機能によって4つに分類されます。

  • 聴覚優先タイプ(耳から入ってきたものをよく覚えられる)

  • 視覚優先タイプ(文字情報やイメージ情報をよく覚えられる)

  • 対話優先タイプ(仲間と話したことや、質疑応答したことをよく覚えられる)

  • 運動優先タイプ(触ったりモノを動かしたり体を動かすとよく覚えられる)

一朝一夕にはどうにかできないのが外国語学習です。楽しくないと長続きしないので、苦しいことを敢えてする必要はありません。

自分の学ぶ目的と学習目標を常に意識し、自分のやっていることが目的に適っているかどうかをチェックしつつ、効率よく学習効果が上がるように自分にとって楽しい、心地よい学習方法を見つけていきましょう。


外国語学習には様々な入口と様々な目的地があり、また目的地に達する道も千差万別です。だから、自律的な学習ができるかどうかが上達のカギです。人と比べたりせず、マイペースなのがベストです。











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