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AutorenbildMikako Hayashi-Husel

【学問の自由】シュタインマイヤー独大統領ボン大学創立200周年記念式典式辞を原文で読もう(22)

シュタインマイヤー大統領の考える大学の役割の総まとめです。

Ganz am Ende: Wenn Universitäten – neben ihrer zentralen Rolle in der Academia – auch Orte der Demokratie sind – sein müssen, dann reicht ihre Verantwortung weiter als Labor und Vorlesungssaal! Ich wünsche mir Hochschulen mit selbstbewussten Menschen und überzeugten Demokraten, die an der Universität arbeiten, in der Universität das Denken und Debattieren lernen, und – auch das – die aus der Universität heraus in die Gesellschaft wirken! Wir brauchen kluge Ideengeber aus der Wissenschaft nicht nur in Forschung und Lehre, wir brauchen sie in den öffentlichen Debatten unserer Zeit. Die Wissenschaft muss den Raum ausfüllen, den ihr die Demokratie zugesteht!


【解説】

Academia アカデミア、学会、学術研究

und – auch das – die 「auch das」の挿入句があることで構造が見えにくくなっているかもしれませんが、die は関係代名詞で、「selbstbewussten Menschen und überzeugten Demokraten」を受けています。


【翻訳】

最後になりますが、大学がアカデミアの中での中心的役割の他に、民主主義の場である、またそうでなければならないのであれば、その責任の範囲は、実験室や講堂の中にとどまりません。私は、大学で働く方々、大学で考えることと議論することを学ぶ方々、そしてまた、大学から社会へ影響を及ぼす方々が自信を持った人間であり、信念を持った民主主義者であること、そういった方々のいる大学を望みます。私たちは、研究や高等教育ばかりでなく、現代の公の議論においても学問から賢明な知恵を与えてくれる方々を必要としています。学問は、民主主義が付与するその自由な空間を活かさなくてはなりません。











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